こんにちは!
ALIVE used clothingのKENTAです。
今日から古着の魅力や豆知識など、ちょっとしたコラムを書いていこうと思うので、もしお時間がある際は是非読んでみて下さい!
よろしくお願いします!
まず記念すべき第一回の投稿はどんなことについて書こうかなと本当に悩みましたが、「Levi’s」の歴史や簡単な豆知識について書いていこうと思います!
Levi’sと言えば、古着好きの方だけではなく、そうでない方も一度は聞いたことがあるブランドのひとつじゃないでしょうか。
Levi’sの創設者リーバイ・ストラウスは1829年ババリア(現在のドイツ)のバッテンハイムで生まれ、1853年アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコで「Levi’s」を創業しました。
という事は、170年という凄い歴史のあるんです!
今でも世界中で多く人々に愛され、多くの支持を得ているブランドはそんなに多くはないと思います。
Levi’sの代表的な商品として、まずジーンズがあがってくると思いますが、あのジーンズが誕生するまでに色々な試行錯誤があった中でようやく出来た商品なんです!
とても耐久性が高いことで有名なLevi’sのジーンズですが、あの耐久性を高めているのは様々な場所に取り付けられたリベットによるものなんです。
リーバイ・ストラウス&カンパニーと取り引きのあった仕立屋のヤコブ・デイビスのアイデアによって取り付けられました。
衣類のポケットにリベットを取り付け、補強する方法で特許を取得することができたんです。
僕は学生時代にその事実を知りましたが、いつも履いていたLevi’sのジーンズにより愛着が湧くようになり、今でもそのジーンズは僕の大切な一着になっています。
次に、Levi’sのジーンズと言えば、バックに縫い付けられたパッチですよね!
Levi’sの象徴とも言えるあのパッチに描かれたデザインも、ちゃんと意味が込められたものなんです。
通称ツーホース・マークと呼ばれるパッチはジーンズの両側から馬に引っ張られているデザインが描かれていますが、Levi’sのジーンズの頑丈さ、耐久性の高さを示していると言われています。
「品番について」
1890年にロットナンバーが導入されました。
古着好きの方ならご存知かと思いますが、ロットナンバーとして「501」が初めて商品につけられました。全てのジーンズの原点となる「501」が誕生しました。この時代はベルトループがなく、サスペンダーボタンとシンチバックが取り付けられており、現在では当たり前に付いている2つのバックポケットも1つのみでした。
1915年にはアモスケイグ社からコーンミルズ社の生地が採用され、Levi’sはコーンミルズ社のデニム生地を独占的に使える提携を結びました。この提携を「ゴールデンハンドシェイク」といいます。そこからコーンミルズ社のレッドセルビッジデニムが使われるようになり、バックポケットにもリベットが使われるようになりました。
1933年になるとサスペンダーボタンとシンチバック、ベルトループが導入されました。
それにより、色々な穿き方が出来るようになりました。
1936年になるとLevi’sの中でも代表的な存在であるトラッカージャケットTYPE Ⅰが登場しました。初のコーンミルズ製レッドセルビッジのジャケットとなり、シングルの胸ポケットが特徴的な一着です。
今では伝説的な一着で、僕自身も死ぬまでに袖を通してみたいものです。笑
丈夫なワーク商品からファッションアイテムとして変化してきたのは1940年。
当時の西海岸の大学で、501のジーンズが流行したのが始まりです。
大きな転勤となる出来事が第二次世界大戦勃発により起こります。
1944年、政府が資材節約の為に全ての衣類品メーカーに商品を簡素化することを要請し、ディテールの変更を余儀なくされ、シンチバック、一部のリベット数を排除することを決断します。バックポケットのステッチも排除するように要請されますが、ペンキで代用することで何とか認められました。
1947年に第二次世界大戦が終結し、戦時中に禁止されていたリベットやペンキで代用していたアーキュエットもステッチに復活しました。シンチバックや、サスペンダーボタンといった付属的なディテールは無くなり、よりスリムなシルエットはロック世代の象徴となっていきました。
そこから1954年に初めて東海岸での販売を開始し、初のジッパーフライのジーンズを採用したのが501ZXXでした。
1960年代になると、ジーンズが世界的に大ブームとなり、アメリカ人だけにとどまらず、世界の若者から愛されるものになり、コーデュロイ素材のジーンズなど様々な商品がベストセラーに選ばれるまでになっていきました。
僕も季節に合わせて生地を選んでみたり、その時の好みのシルエットやサイズ感で色々な穿き方をしてみたりしています!本当に面白いですよ!
1985年にシルバータブシリーズが発売されました。タブがシルバーに変更され、バギーやルーズといったゆるい感じのシルエットが採用され、当時の若者から非常に人気のあるラインとなりました。
個人的に当時のHIPHOPシーンなどでの着用が印象的です!
現在になってもLevi’sは世界的に爆発的な人気があり、まだまだ進化していくブランドだと思います。今、お話しさせて頂いた事は一部で、まだまだ沢山の歴史があります。
是非、Levi’sの商品を手に取って見てみて下さい。そして、自分自身の感性を大切にして、ファッションを楽しんで下さい。今日はこの辺で終わりにします。ありがとうございました。
では、また!